平成13年度 国際交流基金スポーツ専門家短期派遣事業
College Soccer Central


全日本大学選抜 北アフリカ・中近東遠征試合結果



■第1戦■

 2002年3月18日(月) 19:30Kick Off 於:イスマイリア 天候:晴


  全日本大学選抜 0(0−1)1 エジプト五輪代表☆
           (0−0)

 スターティングメンバー (日本側のみ)


  GK:杉山 哲
  DF:河端和哉、戸川健太、村山祐介、木藤健太(→65分 岩政大樹)
  MF:藤沼清登、川田和宏(→60分 中後雅喜)、
     中島 孝(→45分 正木昌宜)、堀 健人(→90分 桶田 龍)
  FW:前田雅文(→53分 鈴木孝明)、松園孝太(→86分 橋本早十)

 【サブ】
  GK:高木雅史
  DF:桶田 龍、岩政大樹
  MF:橋本早十、中後雅喜
  FW:正木昌宜、鈴木孝明

 システム・シュート数


エジプト戦システム
日  本   エジプト
シュート
11 GK
CK
直接FK
間接FK
オフサイド
PK


 今遠征最初の試合は、エジプト北部のスエズ運河沿いの町・イスマイリアで行われた。相手は、昨年アルゼンチンで開催されたU-20世界大会第3位であった、アテネオリンピックを目指すエジプトオリンピック代表チーム。アウェー独特の雰囲気の中で開始した前半は、体格・スピードに勝るエジプトチームが優勢に試合を進めた。これに対して日本は粘り強く守り、20分には藤沼の鋭い出足によるパスカットから松園が相手GKと1対1になるチャンスを迎えた。残念ながら、相手GKの好守で得点には至らなかったが、短期間で準備した「守備におけるチーム戦術」を表現できた場面であった。ハーフタイムでは、「サイドにおけるマークの受け渡し」と「中盤で奪ったボールをサイドに回してそこから崩してシュートへつなげる」といったポイントを挙げ後半へ挑んだ。後半は慣れない異国の地ということもあり、多くの選手が体力面で苦しみ、交代を余儀なくされたが攻守において互角の戦いを見せた。
 このチームの最初の試合を勝利で飾ることはできなかったが、「戦術理解力の高さ」や「闘う気持ち」という点で今後を期待させる内容であった。課題としては、「奪ったボールを簡単に失わない」ことと、「コンタクトプレーで負けたくないこと」が挙げられる。
文責・コーチ 神川明彦

■第2戦■

 2002年3月23日(土) 15:30Kick Off 於:ジェドリ・ズイテン 天候:晴


 ☆全日本大学選抜 3(2−0)1 U-19チュニジア代表
           (1−1)
   得点者)19分【全日本】鈴木孝明 (アシスト・正木昌宜)
       35分【全日本】中後雅喜 (直接FK)
       56分【全日本】橋本早十

 スターティングメンバー (日本側のみ)


  GK:高木雅史(→66分 中島久志)
  DF:桶田 龍、岩政大樹、長野 聡(→76分 加藤 毅)、
     櫻田和樹(→67分 木藤健太)
  MF:中後雅喜、鈴木崇徳、中島 孝(→82分 秋田政輝)、橋本早十
  FW:正木昌宜、鈴木孝明

 【サブ】
  GK:中島久志
  DF:戸川健太、加藤 毅、木藤健太
  MF:川田和宏、堀 健人、秋田政輝
  FW:前田雅文、松園孝太

 戦評・システム・シュート数


チュニジア戦システム
日  本   チュニジア
シュート
GK
CK
17 直接FK
間接FK
オフサイド
PK 2(1)


 今遠征第2戦は、チュニジアU-19代表チームとの対戦であった。日本は初戦と大幅にメンバーを入れ替えて試合に挑んだ。しかし、前半は寂しい内容となった。試合間隔が開き、その間今遠征の目的の1つである国際親善交流の行事に追われるなどの逆境の中での試合とはいえ、覇気がなくイージーミスが多く、特にボランチが精彩を欠いた。後半は、動きがよくなったものの、ボランチが機能しなかったのが最後まで響いた。  試合は前半19分、ペナルティーエリア中央で正木からパスを受けた鈴木(孝)がワンタッチで抜け出しシュート。先制点となる。前半31分に自陣のペナルティーエリアでボールコントロールを誤り、ハンドを取られて相手のPKとなった。しかし、これを高木が防いで失点は逃れた。前半35分、FKを得た日本は中後が直接決めて、2対0で前半を終了した。後半は56分に橋本がシュートを決め、試合を決定づけた。その後、追加点をあげることが出来なかったことは今後の課題となった。そしてロスタイムにPKを取られ、失点を許し3対1で試合は終了した。
文責・監督 西田裕之

■第3戦■

 2002年3月25日(月) 15:00Kick off 於:ベジャ・オリンピック競技場 天候:晴


 ☆全日本大学選抜 1(0−0)0 オリンピック・ドゥ・ペジャ
           (1−0)  (チュニジア1部)
   得点者)89分【全日本】中後雅喜 (直接FK)

   退 場)62分【全日本】杉山 哲

 スターティングメンバー (日本側のみ)


  GK:杉山 哲
  DF:河端和哉、戸川健太、村山祐介、木藤健太(→45分 岩政大樹)
  MF:川田和宏(→49分 中後雅喜)、藤沼清登、堀 健人
     秋田政輝(→69分 正木昌宜)
  FW:前田雅文(→62分 中島久志)、松園孝太(→69分 鈴木孝明)
   
 【サブ】
  GK:中島久志
  DF:桶田 龍、岩政大樹、長野 聡、加藤 毅
  MF:中後雅喜、鈴木崇徳、橋本早十
  FW:正木昌宜、鈴木孝明

 システム・シュート数


オリンピック戦システム
日  本   オリンピック
12 シュート
GK
CK
18 直接FK 13
間接FK
オフサイド
PK


 今遠征第3試合はチュニジア1部リーグのクラブ、オリンピック・ドゥ・ペジャとの対戦であった。首都チュニスから2時間の移動と相手のホームスタジアムでの戦いという逆境の中での試合となった。また、対戦相手のメンバーは昨日のリーグ戦に出場していなかったトップチームのメンバーを中心で編成された。  前半は深い芝に悩まされ、パスがつながらずに苦戦した。それに加え、相手選手の「ずるがしこさ」と「レフリーの判定」にも手を焼いた。ハーフタイムでは「FWのポジショニング」と「DFの背後のスペースを突くこと」を指示として送り出した。後半、杉山が相手FWと1対1となり、捨て身のタックルで防いだが、このプレーが退場と判定されて残り30分以上を10人で戦わなければならなくなった。2名の選手交代を行い、活動量を確保するとともにラインを下げずに試合を進めた。そして終了間際に迎えたゴール前のFKを中後が見事に決めて、勝利をもぎ取った。
 この試合で評価すべき点は、「組織的なディフェンス」と「高い集中力」であった。課題としては、「パスのスピードの遅さ」、「FWがユニットとして攻守にわたって動く」という点が挙げられる。
文責・コーチ 神川明彦

College Soccer Central 全国大会・国際試合 2002年北アフリカ・中近東遠征