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2000年 第49回全日本大学サッカー選手権大会 記者会見コメント


全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)記者会見(2000年11月10日)における、
各校監督のコメントです。

 筑波大学 (関東第1代表)  萩原 武久 監督

 毎年優勝候補にあげてもらっているのだが、昨年は惜しくも決勝で国士舘大にVゴールで負け、選手は大変くやしい思いをした。この大会には20年来勝っていないので、なんとか雪辱をはたしたいと思っている。この大会に参加しているチームは、どこもリーグを制しているだけに、どのチームがやりやすいということはない。1戦1戦、筑波らしいサッカーで戦って行きたいと思っている。

 日本文理大学 (九州第2代表)  ホマーノ 監督
 今年の全国大会への出場も2回目となり、筑波大という日本の中でも非常に強い大学と対戦することになったが、我々のサッカーのスタイルをグラウンドの中で見せて、自分たちの納得のいくサッカーをしたいと思う。

 福井工業大学 (北信越代表)  関谷 洋平 監督
 今年で4年連続の出場となるが、去年の1回戦、関西第1代表のの近畿大に勝って初戦を突破したことが非常に大きかった。今年も初戦突破を目標にしてがんばりたいと思う。

 関西学院大学 (関西第3代表)  阿部 洋夫 監督
 今年の秋のリーグは大変厳しい状況で、最終節の総得点の差でなんとか3位に滑り込んでインカレの出場権を手に入れた。昨年はベスト4に残れたが、そのときのメンバーも3人くらいしか残ってない。大学生のやるサッカーなので、どのような結果になるかはわからないが、目の前の相手を倒すことだけに集中して1戦1戦、戦っていきたい。

 阪南大学 (関西第2代表)  須佐徹太郎 監督
 1部に昇格して今年で7年目になるが、そのうちインカレには6回出場してうち4回が関東と当たるクジをひき当てるという強さを持っている。総理大臣杯ではベスト4に入ったが、準決勝でくやしい思いをして優勝を逃している。相手は関東のチーム、それも総理大臣杯に優勝したチームなので、胸を借りるつもりでがんばりたい。

 東海大学 (総理大臣杯優勝校)  今川 正浩 監督
 全国の上位チームが集う中で、2部ながら夏の総理大臣杯で優勝したということで今大会に参加させてもらっている。総理大臣杯が7年ぶり7回目の出場、今回が8年ぶり8回目の出場という符合もあるので、何か旋風を起こせればいいなと思っている。

 札幌大学 (北海道代表)  米田  浩 監督
 (今大会のチームの中では)最多出場ということらしいが、4年ぶりの出場ということで、初出場のつもりで関東・関西の競合チームに食らいついていきたいと思っている。

 立命館大学 (関西第1代表)  衣川 和宏 監督
 立命、満を持してこの関東の地に乗り込んできました。関西リーグ優勝の名目にかけても、よい試合を行ないたいと思う。また、立命館はリーグでフェアプレー賞を受賞しているので、この大会でもフェアプレーで挑みたい。

 中央大学 (関東第3代表)  山口 芳忠 監督
 こういう大会は、必ずしも強いチームが勝つとは限らないので、我々のような弱小チームもなんんとかヘバりついて、粘り強く勝っていきたい。

 東北学院大学 (東北代表)  松原  悟 監督
 弱小チームでも、こういう大会では一矢報いなければならないと思う。中央大とは15年くらい前まで定期戦をやっていて、そのときも一度も勝った覚えはないが、青山学院大との定期戦で関東のチームの力というものはどのようなものか、身を持って知っているので、なんとかやっていきたい。

 福山大学 (中国代表)  吉田 卓史 監督
 リーグに優勝することができ、夏の総理大臣杯に続いて初めてインカレに出場することができた。しかし、中国地方の代表はここ数年1回戦を突破できていない。福山大の選手たちも、今までは全国大会に出場する事が目的だったが、総理大臣杯に出場してからは全国大会で勝つことが目標となった。普段の練習でも、全国大会でなんとか勝ちたいという気持ちが伝わってくる。総理大臣杯では筑波大、インカレが国士大という優勝候補とばかり当たって、クジ運がいいのか悪いのかわからないのが、胸を借りるつもりでがんばりたい。

 国士舘大学 (関東第4代表)  大澤 英雄 監督
 国士舘大ですが、今年のチームはそれほど強くない。貸すような胸はないので、精一杯がんばりたい。過去の実績を見てみると、3連覇は大商大、順大、早大だけなので、なんとか今年で3連覇の仲間入りをしたいなと思っているが、その前に倒れる可能性もあると思うので、心をひきしめてがんばりたい。

 福岡大学 (九州第1代表)  乾  真寛 監督
 この大会では一昨年、運を味方にして国立競技場で試合をさせていただいた。そこで運を使い過ぎたのか昨年は出られず、また今年も夏の総理大臣杯も出場できなかったため、久しぶりの全国大会で新鮮な気持ちで出ている。一昨年のメンバーが半分ほど残っているし、ユニバーシアード代表候補選手もおりますので、そういう力をまとめて、ハデな試合はできないが最後までいきたいと思っている。いつも、関東以外のチームが最後まで残って風穴をあけたいと思っているので、がんばりたい。

 中京大学 (東海代表)  守能 信次 監督
 中京大は昨年、全国大会をことごとく逃しました。また、総理大臣杯では暑い中でコンディションを整えるのが難しく破れたが、今回はなんとかがんばりたいと思う。福岡大とは3年前に対戦したが、3年ぶりに戦うのも巡り会わせかと思うので、なんとかくらいついて、いい試合をしていきたい。

 高知大学 (四国代表)  野地 照樹 監督
 7年連続ということで、意識していなかったが7年も連続で出られるという幸せを感じている。実は関東リーグの最終戦を見に来ていたのだが、学芸大は非常に強くなったな、という印象がある。学芸大は同じ国立大のチームがよくがんばっていると思っていたし、2、3年前に試合のビデオを見る機会があって、そのときの試合のイメージがあったのだが、そのときとはまったく違う、90分間集中できるすばらしいチームになっていてびっくりしている。どうにか穴を探そうと思っているが、一番やりにくい相手に当たってしまったのかもしれない。今大会、国立大旋風を起こしたいと思っていたので、(国立大対決となった)この対戦が実に残念だ。

 東京学芸大学 (関東第2代表)  松本 直也 監督
 運よく2年連続出場をはたしたが、昨年は1部昇格の勢いのまま、わけわからない状態で参加していた。しかし、今年は僕自身も、そして選手も落ち着いて参加できると思う。まずは初戦突破、そしてベスト4という目標に向かって戦いたい。4年生にとっては最後の大会になるので、悔いのないよう戦っていきたい。

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