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2002年 中国大学サッカー選手権大会 兼第26回総理大臣杯中国予選


大会結果
優 勝 広島大学(6年ぶり8度目)

大会日程・組み合わせ


出場校 1回戦
5月12日(日)
2回戦
5月18日(土)
準々決勝
5月19日(日)
準決勝
5月25日(土)
決勝
5月26日(日)
福山大
−−−−
福山大 :2
山口大工:0
福山大 :2P4
岡山大 :2K3
福山大 :1P4
徳山大 :1K3
福山大:0
広島大:1
広島国際大 広島国大:2P4
山口大工:2K5
山口大工学部
山口大
−−−−
山口大 :1
岡山大 :2
岡山大
−−−−
徳山大
−−−−
徳山大 :4
福山平成:0
徳山大 :2P6
広島経大:2K5
岡山県立大 岡山県大:1
福山平成:4
福山平成大
川崎医療福祉大 医療福祉:7
呉  大:0
医療福祉:0
広島経大:2
呉大
広島経済大
−−−−
広島大
−−−−
広島大 :8
倉敷芸大:0
広島大 :3
鳥取大 :1
広島大 :0P5
吉備国大:0K3
東亜大 東亜大 :2
倉敷芸大:3
倉敷芸術科学大
鳥取大 鳥取大 :7
岡山商大:2
鳥取大 :1P3
広島修大:1K1
岡山商科大
広島修道大
−−−−
下関市立大
−−−−
下関市大:1
島根大 :4
島根大 :2
吉備国大:3
島根大
−−−−
広島工業大 広島工大:3
岡山理大:1
広島工大:0
吉備国大:3
岡山理科大
吉備国際大
−−−−

開催会場


島根大G : 島根大学グラウンド
深田広場 : 深田多目的広場
松江補助 : 松江市営補助競技場
松江陸上 : 松江市営陸上競技場

決勝戦評
 決勝は、ここ最近、全国大会の常連となった福山大学と、逆に、暫く遠ざかっている広島大学の対戦となった。結果は、前半に入れた1点を守りきった広島大学が制した。
 昨年、総理大臣杯、インカレ共に出場権を獲得し、更に1回戦を突破するという実績を持つ福山大学は、好守の中心であったメンバーがほとんど抜け、非常に苦しい闘いを強いられた。しかし、層の厚さで何とか決勝まで駒を進めた。一方の広島大学は、平成9年度のインカレを最後に、全国大会から遠ざかっていたが、今年は、3月のデンソーカップの中国・四国選抜に4人が入るなど、メンバーも充実してきて、安定した闘いで決勝に進んできた。特に、デンソー代表の4人、GK大塚智紀(4年・藤枝東高出身)、DF道林幸紀(4年・大崎高出身)、DF古岡弘太(2年・サンフレユース出身)、ボランチ仲元洋平(4年・沼田高出身)という守備陣は、非常に安定しており、押され気味の試合でも大崩することなく、「得点にもこの守備陣が絡む事が多い」と、沖原監督が言うように、試合の流れを読む能力が高い。
 準決勝で敗れた、徳山大学、吉備国際大学は、相変わらず能力の高い選手が多く、決勝に進んだ2チームに劣らないチーム力を持っており、秋のリーグが楽しみである。 また、その他では、準々決勝で敗れたが、速くてテンポのいい正確なパスと、多くのアイデアで、楽しいサッカーを見せてくれた広島経済大学が目立った。
 総理大臣杯は、6年ぶり8回目の出場となる広島大学、またあのシステマティックなサッカーを見せてくれる事を期待したい。

文:全日本大学サッカー連盟技術委員 坂井 学

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